税務コラム

信用金庫・地方銀行・メガバンクのどこがおすすめ?

2021.11.05

大阪市の西川一博税理士事務所では、法人・個人の方の税金・経営・資金調達・遺産相続などの幅広いお悩みにお応えしております。

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また実際のアドバイス・サポートだけでなく、こうしてブログという形でも皆様のお悩み解消・アイデア創生に繋げられれば幸いです。

今回は“信用金庫・地方銀行・メガバンクのどこがおすすめ?”について解説いたします。

金融機関の特徴は?

 

起業された方は普段の利用や融資の際のことを考え、どの金融機関を選べばいいのか悩まれることがあるかもしれません。

金融機関は業態によりそれぞれ特徴があるので、それらを踏まえたうえで決められるといいでしょう。

会員出資の信用金庫

では、まず信用金庫の特徴からご説明していきます。

信用金庫は、会員制度で運営される法人です。

地域に根ざしており、小規模の会社の資金需要にも応えてくれることが多いので、起業したての小さな会社であればお付き合いしておくといいでしょう。

ただ、資金調達力はメガバンクよりも劣ることや、小規模な貸し出しをいくつもの会社に行うため、人件費や手間がかかることなどから、金利は高め(平均して、メガバンクに比べ1%程度、地方銀行に比べて0.5%程度高い)になります。

金利が少し高いのは、小規模な会社にもきちんと貸し出ししてくれるという証明とも考えられます。

地域密着の地方銀行

地方銀行は信用金庫に比べて金利が安く、大きめの資金も貸し出してくれます。

それだけに、信用金庫に比べると利用するハードルが少し上がるかもしれません。

地方銀行は信用保証協会からの信頼が厚く、保証協会付の融資の際には頼りになるでしょう。

実際、融資の中心は保証協会付のものが多くなります。

メガバンクでは断られたものの、地方銀行では融資してもらえたという場合もあります。

豊富な資金力のメガバンク

メガバンクは大都市に本店を置き、豊富な資金力で金利が安いのが特徴です。

大企業との取引が多く、大きな融資にも応えてくれますが、ダメだと判断すればすぐに資金を引き上げるため、小規模のベンチャー企業の場合は注意をして付き合わねばなりません。

しかし、保証協会付である融資の限度は1億円程度なので、必要な資金調達が1億円を超えてくるのであれば、銀行のプロパー融資を利用することを視野に入れ、メガバンクをメインのひとつにしておくことをおすすめします。

会社の現在の経営状況や規模によって、どの金融機関を選ぶかは変わってきます。

融資の額やどこで借りるのがいいかなど、事業計画を含め、一度専門家にご相談されることをおすすめします。

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