大阪市の西川一博税理士事務所では、法人・個人の方の税金・経営・資金調達・遺産相続などの幅広いお悩みにお応えしております。
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今回は“決算書のPL・BS・CF”について解説いたします。
1.1.1. 決算書とは財務諸表のことを言います
決算書とは、会社の経営状態や財務の状況を表す財務諸表のことを指します。
財務諸表の主なものとして「損益計算書」「貸借対照表」「キャッシュフロー計算書」があり、これら3つの書類は、合わせて「財務三表」と言われています。
それぞれどのような書類なのか、次でご説明していきましょう。
損益計算書(PL)は会社の経営成績を表します
損益計算書(Profit and Loss Statement)とは、会社の一定期間の経営成績を、収益・費用・利益の3要素から示している書類です。
つまり、損益計算書を見れば「どのようなことに費用を使って、どれだけ利益を出したのか」という、利益を出すまでの過程を見て、会社の経営成績を知ることができるのです。
損益計算書に記載がある5つの利益は以下のとおりです。
・売上総利益
・営業利益
・経常利益
・税引前当期純利益
・当期純利益
貸借対照表(BS)は会社の財政状態を示します
貸借対照表(Balance Sheet)とは、一定の時点において会社の財務がどのような状態であるかを示す書類です。
貸借対照表にある、資産・負債・純資産の情報から「どのように資金調達し、どのように使ったのか」を読み解くことができます。
資産は表の左側に記載され、負債と純資産は右側に記載されます。
また、資産は負債+純資産の額と一致し、このことを指して「貸借一致の原則」と言います。
キャッシュフロー計算書(CF)で現金の流れがわかります
キャッシュフロー計算書(Cash Flow Statement)とは、一会計期間中の現金及び現金同等物の流れを示した書類です。
損益計算書と貸借対照表を見れば、現金や預金、利益について知ることができます。
しかし、より詳細なお金の流れを追うためには、キャッシュフロー計算書を見て、分析する必要があります。
キャッシュフロー計算書は以下の3つの活動に区分して表されています。
・営業活動によるキャッシュフロー
・投資活動によるキャッシュフロー
・財務活動によるキャッシュフロー
決算書の(PL・BS・CF)を読み解けば、会社の経営や財務状態がわかります。
経営するご自身の会社、また取引先企業の状態を正確に把握して、この先の事業計画に活用してみてはいかがでしょうか。
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