大阪市の西川一博税理士事務所では、法人・個人の方の税金・経営・資金調達・遺産相続などの幅広いお悩みにお応えしております。
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今回は“会社設立の3つの流れ”について解説いたします。
会社をつくる3つの流れを確認しましょう
会社を設立するにあたって、具体的にはどのような手続きが必要になるのでしょうか?
会社をつくるための準備から、設立した後の手続きまでをまとめると、大まかに3つの流れに沿って進めていくことになります。
それぞれの段階ごとの流れを、簡単にみていきましょう。
会社を設立する前に必要な準備は?
1.会社名(商号)、事業目的、本店所在地、機関設計、資本金、決算月と設立日といった会社の基本事項を決定します。
2.設立の手続きにも必要となるため、会社の印鑑を準備します。
3.定款認証の際に必要となるので、発起人の印鑑証明書を準備します。
4.資金が不足していれば、資金調達をします。
いよいよ法人登記の手続きを行います
1.法人の登記申請に必要な定款を作成し、公証役場で認証をしてもらいます。
(ただし、合同会社は不要となります。)
2.資本金を払い込み、払込証明書を作成します。
3.管轄の法務局に、登記すべき事項を記録したもの及び登記申請書に添付書類を合わせたものを両方提出し、登記申請を行います。
会社を設立した後に行う手続きは?
1.社会保険の手続きや法人口座の開設に必要となるため、登記事項証明書を取得します。
2.会社設立から3ヶ月以内に役員報酬を決定します。
3.役所や税務署など所定の機関に、会社設立に関する書類や健康保険に関する書類など、各種届出を行います。
4.定款の作成にかかった費用や登録免許税、広告宣伝費など、会社設立前に支出した費用の会計処理を行います。
5.法人口座を開設します。
こうしてみてきたように、会社の設立には大まかに3つの段階があり、1つずつ流れに沿って手続きを進めていくことになります。
日々の業務が忙しい方や、手続きがややこしくなかなか進められないという方は、一度専門家に相談されてみてはいかがでしょうか。