大阪市の西川一博税理士事務所では、法人・個人の方の税金・経営・資金調達・遺産相続などの幅広いお悩みにお応えしております。
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今回は“脱税”について解説いたします。
脱税とは?
脱税とは、納税義務があるにもかかわらず、故意に税負担から逃れることを指します。
次の項で、脱税と関連する用語とその違いについてご説明していきます。
申告漏れ、所得隠し、節税、租税回避との違いとは?
・申告漏れとの違い: 脱税は、意図的に税金を支払わずに逃れることを指しますが、申告漏れは無意識のミスや誤りにより、正確な申告を怠ってしまうことを指します。
・所得隠しとの違い: 所得隠しも脱税の一形態であり、収入や資産を隠して申告を行わないことを意味します。
所得隠しは主に売上に関連する隠蔽のケースを指し、より悪質なものを「脱税」とすることが多いと考えられます。
節税との違い: 節税は、法律に基づく合法的な手段で税金を節約する行為です。
脱税は違法な手段を用いる点が異なります。
・租税回避との違い: 租税回避は、税法によって想定されていない方法で税金を軽減するものです。
例)税率の低い国にお金を移す
脱税が発覚する理由とペナルティ
脱税は、主に税務署や国税局査察部が納税者の申告内容を審査し、不正な手続きや収支の不一致を発見することによって発覚します。
そのほか、監査や情報提供によって発見する場合もあります。
また、脱税のペナルティには「過少申告加算税」「無申告加算税」「延滞税」「重加算税」などがあり、このような罰金や追徴課税のほか、悪質なケースでは刑事罰(罰金や懲役刑)が科される場合があります。
脱税は経済的なペナルティだけでなく、社会的な信頼の喪失など、会社や個人に重大な影響を及ぼすことも考えられます。
確定申告を始め、税に関することや経理業務に不安がある場合は、一度、大阪市の西川一博税理士事務所へご相談ください。